ピタヤ:「見えてきたぞ」
ピタヤ:「ここが新富士駅か富士駅から20分くらいか」
新富士駅(しんふじえき)は、静岡県富士市川成島にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線の駅である。
ピタヤ:「かぐや姫の郷だって」
日本各地に竹取物語由来の地と名乗る地域があり、竹取物語(かぐや姫)をテーマにしたまちづくりを行っている。
物語の結末で、富士の山(士に富む山)が登場することと、かぐや姫が月ではなく富士山に帰ったという富士市説から麓の富士市にある竹林を由来としている。また、竹取物語と類似の話が富士山本宮浅間大社(富士宮市)の縁起として伝えられており、祭神の木花咲耶姫がかぐや姫のモデルだとする説もあるが、祭神を木花咲耶姫に擬するのは近世からともされる。
ピタヤ:「当時の貴族は京都に住んでたからさすがに遠いだろ」
ピタヤ:「そろそろ時間だ。こだましか停まらないんだな」
開業当初から各駅停車の「こだま」のみが停車する。しかし、1993年8月に「のぞみ」号のグリーン車内で殺人事件が発生し、犯人の身柄を確保するために当該ののぞみ号が緊急停車した。
ピタヤ:「小説じゃなくて実際に殺人事件があったのか」
のぞみ24号殺人事件
- 1993年(平成5年)8月23日
- 博多発東京行きの「のぞみ24号」(300系16両編成)が、午後8時25分ごろ静岡県掛川市を走行中、9号車のグリーン車内で大阪で同僚と共に帰宅途中の埼玉県在住の会社員(当時40歳)が同じ車両に乗車していた奈良県在住の27歳の男に刺殺された。被害者は同僚4人と話をしていたが、2列後方に座っていた男が「静かにしてくれ」と声を上げたため黙っていた。しかし男はいきなり刃渡り30cmのナイフで会社員の左胸に突き刺し殺害した。男はナイフを持ったままその場に座ったが、同乗していた客が犯人に気づいたり、車掌のアナウンスで犯行が明らかとなったため他の車両へ逃げた。のぞみ24号は先行していたひかり号を静岡駅で待避させながらそのまま走行を続け、新富士駅で緊急停車した。
ピタヤ:「ホームに向かおう」
アナウンス:「こだま号は車内販売はございません。また自動販売機もありませんのでお食事お飲み物は、駅売店でお買い求め下さい」
ピタヤ:「おお!なんと自販機すら撤去されてるのか東京まで1時間30分だけど念のため飲み物買っとくか」
ピタヤ:「三島までは10分だって速い」
ピタヤ:「あ!のぞみが通過してるぞカメラカメラ・・って速すぎる」
当駅前後の線形が非常に良いため、下り列車が東海道新幹線の現行最高速度270km/hで通過できる最初の駅でもある。「のぞみ」が通過するスピードが同線全駅の中で最も速い。
ピタヤ:「東京駅だと通過シーンはなかなか見れないから得したな」
駅員:「こだま号東京行きが参ります」
ピタヤ:「わーい700系」
ピタヤ:「そろそろ退役している編成も出てきてるから乗れる時に乗っておこう」
後継車両であるN700系の増備に伴い、2013年からJR東海所有編成より廃車が発生している。
ピタヤ:「さて乗るか」
ピタヤ:「JR西の車両なのか」
1時間30分後・・・
ピタヤ:「新橋付近まできたようだ。東海道線を踊り子号が走ってるぞ」
アナウンス:「終点東京です。本日も東海道新幹線をご利用くださいましてまことにありがとうございます」
ピタヤ:「折り返しで新大阪まで行くようだけっこう忙しいな」
ピタヤ:「せっかくだから最近開業した上野東京ラインで帰るか」
ピタヤ:「ぎえ~しくじった帰宅ラッシュかみんなどこ行くんだ?」←帰るんだよ
静岡編終わり・・・
[…] 次に続く・・・ […]