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ピタヤ:「高架になってて立派な駅舎だ」
伊勢崎駅(いせさきえき)は、群馬県伊勢崎市曲輪町にある、東日本旅客鉄道・東武鉄道の駅である。
JR東日本の両毛線と、東武鉄道の伊勢崎線が乗り入れ、接続駅となっている。伊勢崎線は当駅が終点である。
ピタヤ:「伊勢崎は工業が盛んなようだ」
ピタヤ:「明治の商品が伊勢崎から全国に流通してるのか」
市の積極的な誘致により郊外に広大な工場が建設され、北関東有数の工業都市である。製造品出荷額は1兆円を超え、太田市に次いで県内第二位の地位を持つ。
ピタヤ:「あまり観光ってイメージは無いが住むには良さそうだな」
人口増加率は県内有数の伸びを示している。東に隣接する太田市(人口は約22万人・県下3位)と僅かの差で拮抗しており、両市とも人口は増加している。
ピタヤ:「こっちは東武の乗り場か」
ピタヤ:「両毛線乗るか毎時2~3本なら良いな」
ピタヤ:「東武8000系だ」
アナウンス:「まもなく列車が参ります」
ピタヤ:「なんと!115系渋い」
国鉄115系電車は、日本国有鉄道(国鉄)が設計・製造した近郊形直流電車である。
ピタヤ:「東京とはちがうこの絶妙な車内が良いな」
ピタヤ:「けっこう市街化してるんだな」
人口は約21万人。中心部までは前橋市から約15km、東京都心(日本橋)から約95km、関東平野の北西部に位置し、市内南部を流れる利根川を隔て埼玉県と隣接する。
車掌:「次は岩宿です」
ピタヤ:「着いたようだ」
ピタヤ:「国鉄時代の車両もいつまで乗れるか分からないから貴重だな」
ピタヤ:「さて岩宿遺跡行こう」
岩宿駅(いわじゅくえき)は、群馬県みどり市笠懸町阿左美にある、東日本旅客鉄道両毛線の駅である。
ピタヤ:「こっちか?」
ピタヤ:「??なんだあの兄ちゃん土を掘ってるぞ?こんにちは~お宝は見つかりましたか」
謎の青年:「どうもどうも実はスゴイ物を発見したんですよ!」
謎の青年:「これです」
ピタヤ:「・・・石じゃん」
謎の青年:「何とこれは関東ローム層から出てきたんですよスゴイでしょ?」
ピタヤ:「何がすごいんだ?」
謎の青年:「旧石器時代の日本に人類が存在していたという証拠です」
謎の青年:「おっとそろそろ行かないと申し送れました私は相沢と言います。」
ピタヤ:「オレはピタヤといいます。どうぞよろしくどこかお出かけですか?」
相沢忠洋:「これから東京に行って大学の先生に資料を見てもらうんです。」
ピタヤ:「まあこっからなら電車で2時間くらいだから近いといえば近いなあ」
相沢忠洋:「いや~汽車は高いですから自転車です」
ピタヤ:「本気かチャリで東京それは道中気をつけて」
相沢忠洋:「それではまたお会いしましょう」
これが後の相沢忠洋であった。
ピタヤ:「おっと寝ていたか変な夢を見たな~ここが岩宿遺跡か」
岩宿遺跡(いわじゅくいせき)は、群馬県みどり市にある旧石器時代の遺跡である。1946年(昭和21年)頃、当時在野の考古学者であった相沢忠洋によって発見された。この発見によって、それまで土器時代以前の日本列島に人類は居住していなかったとされた定説を覆し、日本にも旧石器時代が存在したことが証明された。これ以降、日本全国において旧石器時代の遺跡の発見が相次ぐことになる。1979年(昭和54年)8月17日、国の史跡に指定された。
ピタヤ:「相沢忠洋は良くここから小さな細石器を発見したな素人が見てもよくわからん」
相沢 忠洋(あいざわ ただひろ)は、日本の考古学者。納豆などの行商をしながら独学で考古研究を行っていたが、1949年(昭和24年)に群馬県新田郡笠懸村(現・みどり市)(岩宿遺跡)の関東ローム層から打製石器を発見し、それまで否定されてきた日本の旧石器時代の存在を証明した。
ピタヤ:「海外の旧石器時代ではマンモスの骨を家の骨組みに使ってたらしい」
ピタヤ:「岩宿遺跡と相沢はセットで語られるが最初はそうでも無かったらしい」
相沢に対して学界の一部や地元住民から売名・詐欺師など、事実に反する誹謗・中傷が加えられた。この頃の郷土史界は地元の富裕層や知識層などで構成されており、岩宿遺跡の存在する北関東も例外ではなかった。このため、これといった財産も学歴も有しない相沢の功績をねたみ、「行商人風情が」などと蔑視し、彼の功績を否定する向きもあったという。
ピタヤ:「何気ない場所だけど相沢忠洋の発見が無かったら日本史は今とちがってたのは間違いない」
相沢の考古学への情熱は冷めることはなく、地道な研究活動を続け、数多くの旧石器遺跡を発見した。次第に相沢への不当な批判は消えていき、日本の旧石器時代の存在を発見した考古学者として正当な評価がようやくなされ、1967年(昭和42年)には吉川英治賞を受賞した。岩宿の発見から18年後のことである。
ピタヤ:「さて次ぎ行くかな」
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