～忠犬ハチ公の足跡を巡る　東京都渋谷区より～

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アナウンス：「次は渋谷です。」

ピタヤ：「渋谷来たぞ」

ピタヤ：「渋谷と言えばハチ公だよなせっかくだから見てくか」

ピタヤ：「青ガエルだてか最近まで熊本で走ってたんだよな～」

ピタヤ：「ハチ公像だ世界中で有名な犬だよな～ヾ(・ω・*)なでなで」

※「わんわん」

ピタヤ：「ん？なんでこんな所に犬がいるんだ」

ハチの魂：「わんわん(博士行ってらっしゃ～い)」

ピタヤ：「うわハチの魂が現世に黄泉がえってしまった！」

ハチ：「わんわん(一緒に遊ぼ～)」

ピタヤ：「とにかくハチをあの世に返さないとハチお家帰ろうね」

ハチ：「わんわん(お家こっちだよ)」

上野の居宅は、東京府豊多摩渋谷町大字中渋谷字大向834番地（現:渋谷区松濤一丁目付近）にあり、ハチは、「ジョン」と「エス (S)」という二頭の犬たちと共に飼われた。このうちポインター犬のジョンは、特にハチの面倒見がよかった。

ハチは、玄関先や門の前で主人・上野を必ず見送り、時には最寄駅の渋谷駅まで送り迎えすることもあった。

 

ピタヤ：「待てハチ～もうそこには博士の家は」

ハチ：「わわん？」

ハチ：「わん(なんか違う)」

ピタヤ：「ハチが死んでから８０年以上経ってるから、昔と雰囲気が全然違うよな」

ハチ：「わんわん(お家無い)」

ピタヤ：「ハチが住んでた上野邸も今は東急が建ってるようだ。昔は畑があってのどかな所だったらしい」

ハチ：「わお～ん(涙)」

ピタヤ：「さすがに可哀そうだハチの思い入れの場所をあたってみれば成仏出来るかもハチ～おいで」

ハチ：「わんわん」

ピタヤ：「しかし渋谷はいつも工事してる気がする」

東京都と渋谷区は、2008年6月30日に「渋谷駅街区基盤整備方針」を発表した。

また、2009年1月には「渋谷駅街区基盤整備都市計画変更（原案）のあらまし」を公表した。

「渋谷駅街区土地区画整理事業」は2010年10月14日に施行認可された。施行期間は同年度から2026年度までの16年間となっている。

ピタヤ：「稲荷橋はここか昔は川があったが今は暗渠になってて見えないが」

ピタヤ：「ハチはこの辺りで最期を迎えたらしい。ハチなんか思いだした？」

ハチ：「わん(みんなにご挨拶したよ)」

上野が死去してから10年近くが経った1935年（昭和10年）3月8日午前6時過ぎ、ハチは渋谷川に架かる稲荷橋付近、滝沢酒店北側路地の入口で死んでいるのを発見された。ここは渋谷駅の反対側で、普段はハチが行かない場所であった。
現在の渋谷警察署向かいの本屋の隣にある橋である。

ピタヤ：「死ぬ前に挨拶に行くとは利口だったんだな～ここでは無いとすると墓に行けば何か手がかりがあるかも！ハチ行くよ～」

ハチ：「わわん」

 

次に続く・・・

 

 

 

 

 

 

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