破傷風の予防接種をしました。注射は嫌いだが海外へ行かれる人なんかは、やらざるを得ない人もいると思うので
手順なんかまとめておきます。
目次
どこで予防接種出来るか?
・定期予防接種を実施している病院なら、ワクチンを取り寄せ出来ればやってもらえます。内科でも整形外科でも。
すぐにやってもらえるの?
・破傷風ワクチンの在庫があれば良いですが、いきなりは難しいでしょう。電話で問い合わせて予約していくのがベターです。
保険は効くのか?費用は?
大人の場合は任意接種になるので、保険は効きません。
料金は病院によって違うので幅がありますが、1回3000円位を目安にするとよいです。
自分の場合は2760円でした。
そもそも破傷風ってどんな感染症?
破傷風菌は人から人に感染する事は無いので安心してください。破傷風菌は主に土の中に潜んでいて、傷口から人へ感染します。
傷口から菌が体の中に入ると体内で増殖し、菌が毒素を出すために、口が開かなく成ったり痙攣を起こしまれに死んでしまう事もあります。
特に女性は将来お産をする際に、母親自体に免疫があれば赤ちゃんが破傷風に感染するのを防ぐ可能性が上がります。
予防接種前の注意点
予防接種は体調がベストの時に受けましょう。注射がイヤだからと言って二日酔いなんかで病院に行かないように!
予防接種が受けられない人
・37.5以上の発熱が有る人。
・急性疾患にり患している人。
・今まで予防接種を受けた後、痙攣を起こしたりした事が有る人。
・その他、医師がダメだと判断した人。
予防接種後の注意点
- 予防接種後30分は、病院内で様子を観察しショックなど起きてないか確認します。
- 接種後1週間は、副反応に注意する。(注射部位の発赤、腫れ、シコリ)
- 注射部位は清潔にして、こすったりしないようにします。
- 当日の入浴は大丈夫なようですが、あまり触らないように。
- 予防接種後は、激しい運動は控えた方が良いです。
- 予防接種後、異常反応や体調の変化があったときは医師の診察を受けます。
破傷風予防接種の回数は?
1回目接種後、2回目は約一か月後、3回目は約1年後になります。
異なったワクチンを接種する場合の間隔は?
予防接種の効果や安全のため時期をあけるのが原則です。
・生ワクチン(BCG・MR・水痘等)
接種した翌日から27日以上間隔を空ける。
・不活化ワクチン(四種混合・日本脳炎・ニ種混合・子宮頸がん等)
接種した翌日から6日以上間隔を空ける。
まとめ
破傷風の死亡率は50%と言われています。成人でも15〜60%新生児に至っては80〜90%と高率です。
ちょっとしたケガと油断せずしっかりと予防接種を受けましょう。